グループでやるんですか
3~5名のグループで、1台のノートパソコンとロボットを共有します。
グループ構成に性別や学年の区別はありません。だから小学3年生の女の子と中学3年生のお兄さんが一緒にプログラミングを楽しんでいることもあります。
授業では、①パソコンでプログラミングをし、②ロボットを動かして確かめる、③うまくいかなかったらやり直す、を繰り返します。
それをグループの中で順番にやっていきます。
こうお話しすると、
「小学2年生と中学3年生がいっしょにできるの?」
と質問をされます。
でもそれができるのが「子供ロボットプログラミング大作戦」の特徴なんです。
グループでは年齢だけでなく、それまでのプログラミング経験にも差があります。しかし、それがグループで行う狙いでもあるのです。
- できる子はできない子に教えてもらう。教えることでより理解が深まります。人に教えることはとても難しいことに気が付くと思います。
- できない子はできる子に聞いてもらう。自分とは違う発想に驚くかもしれません。
中には私も驚くようなプログラミングの天才もいます。
それを見た子供の中には、
「あの子すごすぎる」
「私には無理」
なんて思うこともあるかもしれません。
しかし、今はできるできないは問題ではありません。大切なことは楽しむこと。そしてロボットを動かすってめちゃくちゃ面白い、プログラミングが大好きになった、と感じられることです。
ただできるだけの子よりも、できなくても大好きな子の方が間違いなく伸びます。