理科の時間を使ったSTEAM教育、関市立武儀西小学校
今日、武儀西小学校にて行われたSTEAM教育の公開授業に参加してきました。
参加者は小学校の先生や教育委員会の方で、民間企業からは私だけでした。
教頭の南部線が、6年生の生徒さんに対し、「テキシコー(プログラミング的思考)の育成」と題して授業を行いました。
内容は、人感センサーを使いプログラミングでライトのON/OFFをしようというものです。
「もし〇〇だったら□□、そうでなかったら△△」とい考え方を使い、ライトが置かれた状況に応じてON/OFFを切り替えます。
「もし」には2つあり、1つ目は、
もし人が通ったら「ON」、そうでなかったら「OFF」
2つ目は、
もし暗かったら「ON」、そうでなかったら「OFF」
この2つの条件がそろったときにライトを「ON」にする、というものです。
理科の電気とプログラミングを関連付けて授業を進めておられました。
私が今日参加して感じたことは、「現場の先生方も試行錯誤されているんだなぁ」ということです。
来年度から小学校にプログラミングの授業が導入されます。
国からは本当に大雑把な指針は出ているものの、実際の授業内容は現場任せなのが現状です。
- プログラミングを教えるとはどういうことなのか?
- プログラミング的思考とはどういうものなのか?
- そもそも論理的思考とはどういうものなのか?
- それを子供に伝えるにはどうすればいいのか?
小学校では、「落ちこぼれを出さず全員に経験させる」という使命から取り組みを始めると思います。
私は現役のシステムエンジニアとしての立場から、上記の問いに答えていこうと思っています。